コラム(2003年4月分)
 
  2003.04.30 映画を観たよ。

 
この前映画を観ました。『呪怨』てやつなんだけど、このシリーズが好きなもんで、結構期待して行ったんだけど、何なのかなぁ、恐く無かったんだよね。多分映画館で見たからだと思うんだけど、周りに人が沢山いるという状態が、ホラーに向いてなかったんだと勝手に思っとります。でも俊雄くんは相変わらず良い味出してたね。あと要所々々で「これは・・・」と思わせる所があって、もしやと思いつつスタッフロールを見て納得。『新耳袋』なる怪談集があるんだけども、その著者の二人が参加していてなるほどなと。お一人の方は、『ワンダーフェスティバル』で何回か見掛けたことがあって、声を掛けようと思ったんだけども、なんかタイミングを逃してしまって、今度見掛けたら、是非とも『新耳袋』に協力させてもらえないかなと(たいした話じゃ無いけどね)思っております。
 あと、『キングエクスカイザー』なんだけど、もうそろそろチラッと見せられるかなー? なんて思ったり思わなかったり(どっちやねん!)。まァそんな感じで進んでおりますので、しばしお待ちを。
 
 

(鈴木)

 
 

 
  2003.04.29 ヨボヨボ状態な話し

 先週の土曜日、月刊ホビージャパン誌来月号に載る『完全変形ガオファイガー』の撮影がなんとか終わりました。今回はホントにギリギリの仕事で、最後の2日間は完全徹夜で、ボロボロになりました。鈴木が夜中の3時まで塗装につきあってくれたり、見習い2人組のT君とK君が名古屋のイベントに出店してきてくれたりと、いろいろと助けてもらい、なんとか間に合いました。ホントにアリガトな。
 撮影当日は何度かヨダレをたらして眠りこんじゃったりして、カメラマンの方には失礼をばいたしました。全くもう、あっちこっちに迷惑かけてばっかりだなー。撮影自体も非常に長丁場で、帰宅できたのは深夜1時頃でしたが、その後はたっぷりと睡眠をとりました。いやもう、寝た寝た、ぶっ通しで12時間寝ました。しかし! まだ終わりじゃないのです。これからはもう1回、仕上げ直しの磨きと撮影時に気になった点数カ所を修正しなければいけません。なかなか終わんないねー。

 さて、とりあえず今回の仕事の峠は越したので、生活のパターンをマトモなものに戻そうと睡眠時間の確保に加え、少しずつ体を動かすことにしました。で、昨日から運動開始。腕立て伏せや腹筋などを20回ずつやってみました。ここ半年全く体を動かしていなかったので、こんなもんで丁度良いだろう、なんて思ってたのですが! 今日になって体中がひどい筋肉痛に! あんなもんで筋肉痛になんのか?! おれはおじいちゃんか? もしかして! これはもう、トレーニングとかいうよりもはやリハビリの世界ですな。
 高島じーさんはこれからしばらくリハビリに勤しむわけです、ヨボヨボ。
 
 

(高島)

 
 

 
  2003.04.22 大収穫!

 「完全変形ガオファイガーの製作、お疲れ様でした。」ありがとうございます。メールでよくいただくお言葉なのですが、実はまだ終わっていないのです。むしろ磨きの作業をやっている今が一番キツイ時期で、完了形で労ってもらったりすると気が抜けちゃうのでもう少し放っといてやって下さい。とりあえず今週末のホビージャパン誌の撮影が終われば少し余裕が出るのですが。
 さて、今日はお昼頃に、ガオファイガーを塗装するための塗料を調達しに近所のお店に行ってきました。塗料は問題なく入手できたので、ついでにプラモデルかなんかで面白い物はないものかといろいろお店の中を見て回りました。
 ありましたよ! 面白いのが! 今回の収穫は「ダブルライダー 最強BOX」。ライダーつっても仮面ライダーではありません。〜ライダーの名前が付いた変形ロボットが2体入った、プラモデルではなくいわゆるチープトイというやつですな。以前コラムで書いたこともありますが、自分はこの手のモノが大好きなので思わず買ってきてしまいました。デザインは相変わらず格好わるいのですが、変形ギミックが意外にしっかりしているモノがあったりするので、なかなかバカにはできないのです。変形後のパーツのポジションがパシパシ決まって行くのは感心しました。ウ〜ン・・・面白い! 勉強になりました、マジで。
 
 

(高島)

 
 

 
  2003.04.15 ああ、本が読みたい!

 ここ最近あまりの忙しさに全く本を読んでいなかったため、無性に読みたくなって(おそらく禁断症状)います。毎日の風呂上がりや食後の数分間といった時間にちょこちょこと読み、先日ずーっと保留状態だった上・下巻のSF「変革への序章」を読みおわりました。これは自分のお気に入りの作家デヴィット・ブリンの「知性化戦争」のシリーズ(同シリーズは非常に面白いのでお勧め!)の続きなのですが、読破してみると話は全然終わってないんですね。なにー!? 全部で6册で完結?「ハイペリオン」並の大長編じゃないの! 先が思いやられるなー、全部読み終わるのに何年かかることやら・・・。前に読んだ話も忘れちゃってるし、これも読み返してるとどんぐらいかかるんでしょうかねー、いや全く時間が欲しいです。
 とりあえず現在かかっている『完全変形ガオファイガー』の原型の仕事が終わった段階で、1週間ばかり休暇を取ろうと思ってますので、このへんでいっぱい読めるんではないかと期待してます。
 
 

(高島)

 
 

 
  2003.04.07 酒なぞなくとも花の色だけで十分酔えますぞ。

 いつも自分の原稿ををアップしてくれる野毛山が明日はお休みなので今回は1日早いコラムです。
 さて、ウチの最寄りの駅前のバス通りが桜並木になってまして、この季節になると桜が一斉にブワーっと咲いてとても良い感じなのです。
 で、先週の木曜日なんですが、良い天気でしたねー。通勤途中でこれを見ちゃったもんだからもうどうにも我慢ができなくなって、仕事を放っぽらかして花見に行ってしまいました。ハッハッハ。いや、ほんの2時間ぐらいだけです。平日だからそんなに混んではいないだろう、とお昼休みの時間を利用してバイト君達と近場の自然公園へ行ったんですが、駐車場は花見客の車で一杯! 平日っからみんな好きだねー。感心しました。
 ここの桜はけっこう有名で丘が丸々桜の樹みたいです。まだ8分咲き程度でしたが、十分見事な咲きっぷりでした。
 人もいっぱいいましたねー。酔っ払いがいると場が一気に下品になって風情もヘッタクレもなくなってしまうのが非常に困りますが、さすがに昼間なんでほとんどいませんでした。短時間でしたが非常に良い花見を味わえました。
 会社に戻ってからはみんな真面目にやりましたよー。イヤほんと。
 
 

(高島)

 
 

 
  2003.04.01 前々から書こうと思っていた金型の話

 今回は非常に長くなります。かなりカラい内容ですよー。
 時々「ガオファイガーは金型射出成形で作ったら安くなると思いますがどうですか?」等のメールをもらいますので、この場を持って説明をさせていただきます。
 結論から言うと「4千万円程の現金をいつでも使えて、なおかつ1個も生産できなかった上お金を生産業者に持ち逃げされるリスクも全然気にしない」という状況なら可能だと思います。
 金型は作るにはとてもお金がかかります。いくらかかるか知ってますか? 1個数百万円もかかるそうです。
 この投資したお金は、大量に商品を成形して販売することができるのでその分利益を分散させて回収することが出来ます(売れれば)。いわゆる薄利多売というやつですね。これが金型による製品が安い理由です。ただ、部品の数=金型の数ということになりますので大きい物やパーツ数の多い物は金型を作る際の初期投資に莫大な金額がかかる事になります。ウチの「ガオファイガー」は非常に複雑でデカいので、上に書いたぐらいの金額は必要になると思います。ウチはバンダイさんやタカラさんのような大会社ではないので、こんな物凄い額のお金は右から左にポッとは出せません。もちろんパーツ数を減らせば必要な金型の数も減ってお金もかかりませんが、そのかわりおっそろしくヌルい物になります。究極を目指している本来のコンセプトとは大きく外れた物になってしまい、そんな物はウチがやる意味はありません。
 さらに、現在では国内で金型を起こしてくれる業者がいないため、中国に頼らざるを得ません。これが非常にリスキーなのです。金型の代金は先に投資しなければいけないうえ、現地の仕事の状況は把握しづらく、ちゃんとした商品が出来上がる保証はどこにもありません。現地工場との直接の強力なパイプがあればよし、ウチの場合は日本国内の会社に仲介を頼まなければならず、最終的には担当の人物が途中で行方をくらまして終わりでした。
 幸いウチの場合は金型代を支払う前だったので直接の被害はありませんでしたが、件の担当が工場の段取りをするのを「待って」いる分だけ発売の時期が遅れたことによる間接的な被害はかなりの金額にのぼりました。(何もしなくても時間が経つだけお金は出て行きますから。)結局その人物からの連絡は途絶え、これ以上「待つ」と本当にヤバいと思い通常の方法に大急ぎで切り替え、なんとか発売にこぎ着けました。これが『完全変形CV真ゲッター2』の発売が遅れに遅れた理由です。(もう1年近くは経ってるので話しちゃってもいいでしょう。当時のお客さん、ごめんね。)加えて言うとガオファイガーの開発もこれの影響を少なからず受けています。例の人物からは現在に至るも連絡はありません。中国人云々以前に日本人が信用できないのです。背筋が寒くなるぐらいリスキーでしょう?
 以上がガオファイガーを金型でやれない理由です。やりたいのはやまやまなんですが、金型で作って安くしろ! とか言われても「自分の会社の野球チームを優勝させたいから、ヤンキースから松井を引っ張って来い」というぐらい無理っぽい話なんですよ。
 とりあえず現状の選択肢では今まで通りのやり方で生産せざるを得ません。高額商品になってしまい、お客さまの立場からすると大変なのは重々承知しておりますが、作品を気に入ってくれたなら高くても買ってくれる、という心意気を持っている方は是非お願いいたします。
 
 

(高島)

 
 

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